平間百合子先生ショパン講座

 

 

 


2020/11/19

 

今回は、ショパン国際コンクールinASIAの課題曲が取り上げられた講座でした。

 

私の教室はコンクールとは縁遠く、場違いではなかろうかと思いましたが、そんなことは全くありませんでした。

 

むしろ、発表会の曲でショパンを選んだ生徒たちがおり、受講して本当によかったと思います。

 

 

今回は主にワルツを取り上げていただきました。

 

なるほどと思ったのは、ワルツの作品のうち半分がアウフタクトで始まるということ。

これは言語と関係があるそうです。(アクセントのつく場所が日本語と違う)

確かにショパンの曲にはアウフタクトが多いです。

 

 

また、ワルツは手紙のような感覚で送られたことも知りました。

当時流行っていたウィンナワルツとは違うこと、また左手の伴奏型の練習方法なども教えてくださいました。

 

 

 

ショパンの曲にはポーランドの国民性が表れているものが多いのだなと改めて感じました。

 

さすが「ピアノの詩人」と呼ばれているだけあり、美しい曲が多いです。

 

 

楽譜も色々な出版社から出されていますが、どの版がお勧めかも参考になりました。

 

 

コンクールに関係しなくとも、今後の生徒のレッスンに是非生かしていこうと思いました。

 

 

 

平間先生、今日は貴重なお話をどうもありがとうございました。

 

 

 

 

文責・・・小原 涼子