2021/11/25
永瀬まゆみ先生に6歳から師事され、現在ピアニストとして活動中の矢野雄太先生をお招きして、イタリア留学の経験を中心に幼い頃からの音楽の道を振り返る貴重なお話を伺いました。
ピティナコンペティションへ初参加をした時に、全国大会に進む事が出来なかった事から火が付き、以後コンクールに出続けながら様々なレッスンを通して着実に成績を残されていった過程や、音楽を自分の道にと決意した頃のお話、実際に音楽の世界へ進んでからの葛藤、
国際コンクールに出続けた頃の思い等を非常に率直に、それでいて爽やかに画面を通して熱く語って下さいました。
矢野先生は東京藝術大学音楽学部附属音楽高等学校、東京藝術大学音楽学部器楽科ピアノ専攻卒業後、同大学大学院修士課程修了。
その後イタリアへ渡り、ミラノ・スカラ座研修所コレペティトゥアコース、及びミラノ市立クラウディオ・アッバード音楽院指揮科を修了。
その経験談は他では聴くことができないような興味深いことばかりで、ピアノ中心に音楽を捉えがちな自分の感覚の狭さを反省させられました。