永瀬礼佳先生の指導法講座 第1回~第3回

 


第3回(2019年10月)

 

 

 

2019/10/03

 

永瀬まゆみ考案の導入期指導法について

 

~確実に身につく!能動的で、より効果的なレッスンへのヒント~

 

と題し、我らが音の葉研究会代表の永瀬礼佳先生によるセミナーが行われました。

 

永瀬礼佳先生は、音の葉研究会を立ち上げられた名誉代表であられる永瀬まゆみ先生のお嬢様です。

 

 

 

 

基礎を5つの分野に分け先取りで指導していくという画期的な指導法は、まゆみ先生が、幼少の礼佳先生をご指導されるにあたりたどり着いた指導法で、礼佳先生がしっかり受け継がれ、現在導入期指導法セミナーで全国各地を飛び回っていらっしゃいます。

 

 

1.音感

2.読譜

3.リズム

4.テクニック

5.楽典

 

この5つの項目をレッスンスタート半年間(1回目~20回目)の指導例を元に、一項目ごとに丁寧に紐解きながら、具体的な指導方法や指導ポイントなどを教えて頂きました。

 

 

一緒に3度しりとりやリズム打ちをしたり、沢山の手作り教材を使って生徒になった気分で学ぶことが出来ました。

音の葉ならではのご配慮で、貴重なレッスン映像も見せて頂きました。

まゆみ先生考案の画期的な指導法は正に目からウロコ!

礼佳先生ならではの楽しいトークを交えての内容の濃いセミナーは、本当に時間が経つのがあっという間で、即実践したいと感じました。

 

今年5月にご出産され赤ちゃんを連れて今回セミナー復帰された先生は、実際にまゆみ先生のご指導を受けピアノ指導者になられた方です。

音の葉は子連れでもセミナーに参加できる温かい研究会です。

 

 

1月には続編として、楽典にスポットを当て、再び礼佳先生のセミナーを予定しており、今からとても待ち遠しいです。

 

 

            (文責  中田 幸子)


第2回(2018年6月)

 

 

2018/06/28

 

5月に引き続き、永瀬まゆみ先生著『ドレミファソで始めるピアノ・テクニックの本』の解説講座でした。

 

 

この本は、他でもない、幼少期の礼佳先生に、分かりやすくピアノのテクニックを教えるために、母親のまゆみ先生が愛情を注いで生み出した工夫とアイディアの数々をまとめた本です。

 

まゆみ先生は、苦学生だったご自身の音楽への想いを娘に託し、我が子をピアニストに・・・と、願っていたそうです。

礼佳先生にとって、それは、ちょっぴり重圧(!)だったそうですが、まゆみ先生にそれほどまでの気概があったからこそ、この素晴らしい本は編み出されたのですね。

 

礼佳先生によれば「私は実験台だった(笑)」とのことですが、この本を実践し今や立派な指導者として、本の解説講座も務められる礼佳先生のお姿をご覧になったら、まゆみ先生は、どんなにかお喜びになることでしょう。

 

 

 


 

第1回(2018年5月)

 

 

2018/05/24

 

音の葉研究会を立ち上げられた、永瀬まゆみ先生のご著書

『ドレミファソで始めるピアノ・テクニックの本』の解説を、まゆみ先生のお嬢様で、現在、当研究会の代表である永瀬礼佳先生が、手本を交えお話しくださいました。

ドレミファソを覚えたらすぐスタートできる、幼児さんにもわかりやすい、画期的なテクニックの本!

中は、5線も音符もありません。それでいて、リズム練習や、様々なスタッカートも学べるのです。

かんたん!すごい!さきどり!と謳(うた)われているのもうなずけます。

 

ともすれば、無味乾燥な反復練習になったり、後回しになってしまいがちなテクニック。

けれども、演奏力を高めるためには、決して避けては通れません。

この本の「ばんそうバージョン」と「きほんバージョン」を覚えれば、すぐに曲に応用できます。

まゆみ先生は、やはり偉大だったなあ・・と感じました。

礼佳先生には、近々ぜひ講座の続編をお願いしたいと思います。