会員によるピアラーニング

 

永瀬拓輝先生バロック講座3

バロックチェロ奏者からみた~バスから考えるインヴェンション~』

 

 


2021/01/21

 

2021年音の葉研究会は、永瀬拓輝先生による「バロックチェロ奏者からみたバスから考えるインヴェンション」で始まりました。

 

今までにモダンとバロックの楽器と響きの違いや、装飾音について学び、今回が3回目の講座です。

 

バロックの音楽はバスがとても大切で音楽の土台になっていたこと、ビブラートは無意識にかけずに音を選んでかけていたことなど基本的な話から、インヴェンションの譜面を見ながら、当時慣習的になされていた奏法や表現について解説、そしてヴァイオリンとチェロによる演奏もご準備してくださいました。

 

 

・音域の幅を感じる。

・離れたときにエネルギーが必要になる。

・ディミヌエンドが大切。

・臨時記号や音の跳躍には響きを作るための時間が必要になる。

・不協和の後の音を丁寧におさめる。

 など。

 

本来ピアノで弾くときにも意識しなければならないことばかりでした。

 

 

ピアノの演奏法とは違う視点から、たくさんのヒントをいただきました。

 

拓輝先生、貴重なお話をどうもありがとうございました。

 

 

 

 

 

 

文責・・・小林千恵子